サウンド・オブ・ミュージック(ロバート・ワイズ)
監督:ロバート・ワイズ
出演:ジュリー・アンドリュース
クリストファー・ブラマー
ロバート・ワイズ監督にとって、「ウェスト・サイド物語」に続く2度目の受賞。
ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」を原作とするミュージカル映画。1965年公開。20世紀フォックス提供。映画史上に残る、ミュージカル映画の最高傑作の一つと言われている。
1930年代のオーストリアでの物語。若い修道女マリアは修道院を出て、男やもめのトラップ大佐の7人の子供たちの家庭教師となる。子供たちを軍隊式にしつけようとする大佐とマリアは対立するが、音楽で子供たちの心をつかんだマリアは終には女男爵との結婚を考えていた大佐の心を覆し、名実ともに子供たちの母親となる。しかしヨーロッパを席巻しつつあったナチス・ドイツはマリアたちの幸福な家庭にも影を投げかける。暗い時代を背景に、アンドリュースが演じるマリアの歌声はあくまでも明るく、自由と生きる喜びを謳歌する。
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